日時:2017年7月21日(金)19:00~00:20
会場:薬酒BAR GATOSANO(原宿、東京)
6月24~25日に千葉県白浜フラワーパークで開催されたZipang 2017。そのWrap up partyが原宿で開かれた。
恥ずかしながらWrap up partyという言葉を知らなかったので検索してみると……
「パーティーを包みます」って……。一番上にデカデカと書いてあるが、嘘じゃん! 絶対そんなわけないじゃん!とビビっていると、すぐ下の方に“お疲れ様会、打ち上げ飲み会”と書いてある。なるほど、それなら合点がいく。そうか、今夜は打ち上げ会か!
白浜フラワーパークのZipang本祭には超残念ながら行けなかったが、なんとか仕事を早く切り上げて原宿の打ち上げパーティーへと向かった。
会場となるのは薬酒BAR GATOSANO。JRならば原宿駅を降りて竹下通りをくだり、竹下口を過ぎて100メートルほど先のファミリーマートの角を左に曲がった左側だ。地下のクラブかライブハウスかと思いきや、エントランスからして洒落ててセクシーだ。
外の看板にZipangのフライヤーが貼ってあることを確認して店内へと入っていく。ところが、店の中はイートインのケーキ屋か小さなレストランのよう。音は聴こえてくるが、入口付近のテーブル席でスタッフらしき女子2人が内職のような作業をしているだけだ。
「あの、イベントは……」と問いかけると同時に、彼女たちの背後にある階段を発見! なるほど、この店内から2階へと上がっていくシステムなのね……。
一瞬ひるんでしまったが、なんとか無事に2階のGATOSANOへ到着。ちょうどタイミングよくダチャンボのCD HATAがDJをしているところだった。
GATOSANOの店内は細長い作りで、左側にバーカウンターがあり、奥がDJブースとなっている。そして個人的に楽しみにしていたライブ・ペインティングもカウンターの奥の壁面で始まったいた。とは言え、到着したのは22:00前。予定では23:00クローズとなっているが、その割には全然進んでいない。サイズ的には予想外に小さいが、それにしても今夜中に描き終えるのだろうか……。
そもそも会場となったGATOSANOは、話題のリキュール”COCALERO”とのコラボスペースとして生まれ変わるため、ここ数日で店内を真っ白にリニューアルしたらしい。翌日(7月22日)が「GATOSANO×COCALERO」のオープニングパーティー、そして今夜はプレ・オープニングパーティーだという。つまり、打ち上げでもあり前夜祭でもあるという、なんともHAPPYな宴が今まさに目の前で展開されているのだ!
Zipangの打ち上げというだけあって店内で働いているのはほぼZipang関係者のようだった。ライブ・ペインティング中の〼meL-Hen(SIGHTRIP/ZIPANG)もZipangのオーガナイザーだということだ。そして感じたのは、彼らが皆、屈託なくフル・オープンだということ。なんというか、気取ったところやカッコつけたところが全くない。もの凄く自然体で、さりげなくフレンドリーだ。言うなれば爽やか。まさに「GATOSANO × COCALERO」だ。
いつの間にかDJは小粋な女性DJ(KATIE SE7EN)に変わっていたが、せっかくだからここでCOCALEROについて情報を共有しておこう。なにせ自分はこの日までCOCALEROなんて聞いたこともなかった。
まずCOCALERO(コカレロ)という名前だが、これはアンデス山脈のコカの葉の生産者「Cocaleros」にちなんでつけられた名前だそうだ。アンデス山脈! コカの葉! なんといういい響きだ! そして最高級品質のコカの葉など17種類のハーブを使ってブレンドしたリキュールこそがCOCALEROなのだ!もう、なんだか凄そう! 飲まずにいられない!
ということでCOCALEROで乾杯~♪
COCALEROの公式HPもあるようだが、わかりやすいサイトがあったのでリンクを貼っておく。上のカワイコちゃんたちの写真をクリックすればサイトに飛ぶはずだ。
今夜飲んだやつはコカボムというやつなんだろうか、ダルマ型のショットグラスに入っていた。ショットグラスなのでテキーラみたいに強烈かと思いきや、トニックウォーターで割ってあるのか結構甘い。これならお酒が苦手な人でも美味しく飲めるだろう。
個人的には次回キンキンに冷えたショットか……、うわー、アンデスモヒート(Andes Mojito)ってやつを飲んでみたい! 要はラムの代わりにコカレロ入れてんでしょ? マジ絶対うまそー!!
と、いつの間にかコカレロの宣伝みたいになってしまったが、ガツガツ踊ったわけでもないのに非常に楽しい一夜だった。ZEN 〇やATSも来ていたし、そうそう、あのageHaのEclipse Teaser Partyで会ったシャボン玉アーテイスト(Onchi)も来ていた。
最後のトリを務めたのはこの日2回目のプレイとなるTERUBI(RYTHM9/神眼芸術)。これまたリゾートホテルのプールサイドのようなトロピカルな選曲だった。いや~、まさに今夜のGATOSANOは都心に浮かんだ海の家のようだった。何故か夏を満喫した気分だ。とても楽しかった。
……待て。忘れてはいないだろうな、あの爽やかな2人を。〼meL-Henのライブ・ペインティングを。途中までまったくスローペースだった2人だが、最後の15分でラストスパート。そしてTERUBIが最後の曲をかけ終える頃にはペインティングの方もしっかり終わっていた。といってもTERUBIのプレイ自体、予定より40分以上延長していたのだが……。
GATOSANOとCOCALEROのコラボは今年(2017年)の12月まで続くという。その間にこの場所でいろいろなイベントが開催されることだろう。お洒落ではあるが気取りのない空間だ。アクセスも良いので是非立ち寄ってみて欲しい。出来ればやはり夏がおススメ。都心の海の家気分を味わってもらいたい。
そしてこの夜の宴は、来年2018年のZipangには必ず参加したいと強く思わせたくれた。彼らが創りあげるパーティーなら間違いなく楽しいはずだ。っていうか、今年遊びに行った友達はみんなそう言ってたし!
あーーーーー、待ち遠しい!