Re:birth x Brightness x Sawagi Festival オーガナイザー対談

オーガナイザー対談
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Re:birth x Brightness x Sawagi Festival
音楽と芸術のチカラを信じ野外フェスを通して新時代を創り上げる国内屈指のオーガナイザー対談

「混迷する時代にこそ、踊ること・解放的になれることが人生にとって重要な転機に恵まれたり、意味をもたらすことを人々は気づいていますよね」
 そう語る彼らが野外イベントを開催することによってこれまで野外イベントを体験していない世代が現れ、次の世代へどんどん繋がっていく感覚がより強く感じられるようになったという。
 音楽と自然を愛する。人間のごく自然な欲求・感情を最大限に感じてもらうことを信条とする国内屈指の野外イベントオーガナイザー3人にインタビューを敢行した。
■L⇒R TAICHI KAWAHIRA ( Brightness )
  Tsutomu Tabata ( Sawagi Festival )
  Kojiro ( Re:birth )
■TEXT&INTERVIEW : Hiroo Nishizawa ( Story Writer )
■PHOTO:Tetsuya Ishida

 

 

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―まずは、それぞれの音楽遍歴を教えてください

Kojiro:俺は16歳のとき高校を辞めてパーティをはじめました。親の友達がやっているヒッピーのお祭りなどに行っていたんですけど〈RAINBOW 2000〉でレイブが面白いなと思って。ぶっとんじゃったやつを取り締まるレインボー警備隊っていうのを手伝っていたんですけど良い経験でしたね。〈THE LABYRINTH〉は1回目からステージの設営とか手伝っていました。先輩にくっついていろんなパーティを手伝って、〈渚音楽祭〉でも働いていました。DJをはじめたのは、2000年台終わりぐらいで、トランスとかレイブとかが荒れて落ち込んじゃって海外に出たとき、オーストラリアでDJをやったらウケちゃって味をしめたんです(笑)。そこからはオーガナイザーをやっていた〈渚〉とかでDJやっていました。最初のほうは誰かに呼ばれるより知り合いのパーティとかで回すことが多かったですね。

Taichi:僕もバンド活動がしたかったので高校辞めてライブ活動をやりつつ、町田のライヴハウスで働きはじめて10代からそこでパンクイベントの企画などをやっていたんですけど、先輩に連れていってもらったトランスフェス〈SOLSTICE MUSIC FESTIVAL〉に衝撃を受けて、一気にレイブカルチャーに傾倒していきました。それで〈mirage〉ってパーティーをオノフっていう当時渋谷にあった箱でスタートして場所は転々と色々なとこでやってて、横浜の海沿いの巨大なアートスペースでもやったり。当時から面白い場所でやりたいって考えは根底にありました。そこから色々なパーティーに呼んでもらいつつ、100人規模くらいの野外フリーレイブをやったりしながら、今はなき代官山AIRで〈boost〉ってパーティーをやってたり。それは3年くらいやってたのかな。

Tsutomu:僕はDJ歴とオーガナイズ歴が同じくらいで。20歳のときにバイトしていた池袋のブリティッシュパブ「エールハウス」で1年に1回DJが入ってイベントをしていて。UKロックとかがかかっているのを聴いてレコードかっけえなってなり、当時mixiでDJやイベントの募集をして自分でやりはじめ、イベントもやるようになっていきました。その後、青森の大学に行ったり違う名前でいろいろパーティーをやったりしつつ、立ち上げメンバーとして手伝っている〈nagomi〉というパーティは18年くらいやっています。高校の同級生のアツシってやつと2003年に青山LOOPではじめたんですけど、LOOPが閉店になって、いまはAoyama ZEROで延長してやっている感じですね。僕はクラブ歴のほうがはるかに長いんですけど、Kojiroは野外からスタートだから、そこは真逆かなと思います。

 

Re:birth, Brightness, sawagi festival

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ーそれぞれ主催されているイベントのことを教えてください。

Taichi:〈Brightness〉は2013年の夏にはじまったんですけど、最初はお台場の海沿いのビル屋上のオープンエアのスペースでやっていました。海が目の前で夜景も綺麗で、屋上の野外フロアと、屋内の2つのフロアの合計3フロアで、バンドのステージがあったりDJのステージがあったりアートフロアがあったり。なるべく都心から近いところで、野外もカバーしながらの開放感を味わえる場所を2年くらい探して見つけて。ちどり公園に移動したのは今年の春くらいなんですけど、それまでは洞窟みたいなところだったり、プールサイドだったり、ジャズクラブだったりいろいろなところでやっていて、シーズンオフの冬にはWOMBやVENTといったクラブでも開催してます。

 

Brightness

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ーどうしてちどり公園でやることにしたんでしょう?

Taichi:ちどり公園は昔から横浜のヒップホップの人やレイブ系の人がフリーパーティーをやっていて、よく遊びにいっていたんですけど、神奈川民からしたら馴染みの遊び場だったんです。さっきKojiroちゃんも言ってましたが2000年台半ばからレイブカルチャーが下火になっていった時代があって。そのへんでちどり公園でのパーティもなくなっていったんですけど、去年から運営がかわってまたやれるようになって。僕も横浜出身なので好きな場所だったし工場地帯の雰囲気も神奈川っぽくて好きで、ちゃんと音も出せる。いろんな要素がたまたま合致して、都心から近い場所で音が出せることがよかったんです。

 

 

Brightness

ー〈Sawagi〉はどのようにしてはじまったんでしょうか?

Tsutomu:実家がキャンプ場の友達と山中湖で立ち上げたんです(笑)。撫岳荘っていう場所で2年くらいやっていました。ただ対岸の小学校に音が聞こえちゃうくらいの湖だったので、案の定いっぱい苦情がきて。3回目で伊豆に場所を移したんですけどめちゃくちゃ赤字で。

Taichi:赤字だとやる気なくなるよね(笑)

Tsutomu:相当の額の赤字だったこともあり、1、2年間は開催せず、去年山梨の北杜市にある白州でやってある程度形になりました。その間、フェスの裏方として手伝わせてもらっていたこともあり、いざやるとなったら先輩たちががんがん手伝ってくれて。持ちつ持たれつって感じじゃないですけど、ありがたかったです。

 

 

Re:birth

Re:birth

ー〈Re:birth〉はどこではじめたんでしょう?

Kojiro:2013年に富津岬ではじめたんですけど、最初はビーチパーティでしたね。お客さんも2000人くらい来ていて。というのも、2011年の東日本大地震で〈渚音楽祭〉がなくなって。今振り返ると、先輩たちがいなくなる世代交代のタイミングでもあったんです。〈Mother〉とかもなくなって、これはやばいだろうって。パーティピープルが帰ってこれるような新しいレイブをはじめようというのもありました。大震災で先輩たち世代は疎開する人たちも多かったし、そういう時代の流れだったんだろうなと今はすごく思う。富津岬で3年やったんですけど、風速50mくらいの風が吹いて、油断すると子供なんて飛ばされちゃうようなところなんです。〈Re:birth〉をやるときは奇跡的に雨も降らなければ風も吹かなかったけど、さすがに2000人こえたら大変すぎて。たまたまその近くでフリーパーティをやっている友達がゲリラパーティやっていた採石場の跡地を借りて3回やりました。

 

Re:birth

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Taichi:あそこもすごいところだったよね。

Kojiro:江戸時代からやっている皇居の城壁を取り出した採石場の跡地で。無理矢理貸してもらってやっていたんですけど、砕石の仕方を失敗している採石場だから水がたまっちゃう、立ち入り禁止の危険地帯なんですよ。そんなところで何回かやって。最後には台風がきてステージが飛ばされたり、いろいろ池に沈んじゃったり。お客さんはみんな帰った後だったからよかったけど。

Tsutomu:途中で緊急ミーティングしたよね(笑)

Kojiro:水道もなければトイレもないし、ただの岩地なんですよ。

Taichi:ハードコア(笑)

Kojiro:さすがに自分にも子供が生まれたし、もうそういうところでやるのはやめようかなと思って(笑)。それで今年は芝生つきの会場を選んだんです。

Taichi:春に〈Re:birth〉のチームにも手伝ってもらったんですけど、行動力とか対応力がすごいなと思って。印象的だったのは、音響的にここのポイントにちょっと音ほしいなって初日の朝から気になっていた場所があって、Kojiroちゃんにそれを相談したら、初日の夜のうちに倉庫にスピーカーをとりに行って足して、翌朝にはそれが改善されていて本当に感心しました。対応力がすごいなって。今回もRe:birthは会場が直前で変わって開催できるのかなって心配してたけど、結果直前で凄いところ見つけてきて、本当に対応力が凄い。

Tsutomu:判断力がすごいよね。トラブルシューティングというか。

Taichi:場数を踏んでいるなって。自分もパーティはずっとやっているけど、一緒にやってみると野外の経験値がすごいなと感じます。

Kojiro:〈THE LABYRINTH〉や〈渚音楽祭〉などのパーティを支えてきたチームなので強いんです。それにのっかって俺はやばい会場でやってきたんだけど、今回は快適さを選んで会場を探したので、いままでと違う快適な〈Re:birth〉ではありますね。

 

Re:birth

Re:birth

ー会場をそうしたのは、ご時世的なところもあるんでしょうか?

Kojiro:子供もいるし、快適なほうがいいというか。時代的にも宿泊施設がついているほうが最近は来やすいというのもあるんです。

Taichi:ロケーションもいいよね。ゴルフ場を改造した場所で。

Kojiro:ゴルフ場よりももっといい。ゴルフ場の芝生より自然ぽくなっているんだけど、管理されていて。

 

ーそこは普段から音楽イベントをやったりしている場所なんですか?許可取るのも大変そうです

Kojiro:いや、初めてです。会場側がイベントに興味をもってくれて、急遽だけどやらせてくれることになったんです。最近コロナでいろんな観光地に人が来ないので、話してみるとイベントやりたいって言ってくれることが多いんです。だいたい社長が音楽好きだったらOKになることが多い。逆に行政が絡むとハードルが高くなる。

Taichi:〈Brightness〉でいうと、ちどり公園は川崎市が管理しているので最終的には市長から許可をもらわないとできないんですけど、航空経路になってたりもするので話を通さないといけないところといけないところは沢山あります。

 

Re:birth

Re:birth

ーハードルが高くても屋外イベントをやり続けている理由はどこにあるんでしょう?

Kojiro:去年の早い段階からシークレットパーティとかをやりはじめて、この1年間くらい止まらず活動をしているんですけど、続けないとシーンは小さくなっちゃうから。せっかく新しい広がりができるのに広がらなくなっちゃうというのもあるんです。

Taichi:僕も昨年シークレットからスタートして止まらず活動している中で、若いお客さんも凄い増えていて、ニュージェネレーションが躍動しているなと肌で感じます。コロナっていう負のエネルギーが蓄積されている時代に呼応してレイブカルチャーがものすごい勢いで盛り上がっている。僕が20年前にのめり込んだときのように、いまの若い子たちが夢中になっている熱量みたいなものを感じていて。1周なのか2周なのかまわって今本当に面白い。若い世代に僕が魅せられたカルチャーを伝えたいなという思いもあります。

 

 

Re:birth

Re:birth

ー〈Re:birth〉が今回はっきり開催場所を明かしていない理由はなんなんでしょう?

Kojiro:世間的にもフェスが問題になったときがあったじゃないですか? 会場も急遽OKはしてくれたけど心配はされていたので、チケット購入者にだけ場所を送りますってシステムにして、来たい人が集まれるようにしています。〈Re:birth〉はもともと〈渚音楽祭〉からきているので、ダンスミュージック、クラブ、レイブカルチャー、いろんな音楽を取り入れたいコンセプトを取り入れたいとやっていて。サイケデリックトランスとテクノを中心に、ところどころでハウスがはいっていたり、バンドも多少あるラインナップになっています。

 

 

Brightness

Brightness

ー〈Brightness Open Air 2021 Autumn〉の見どころを教えてください

Taichi:川崎市のガイドラインのに沿ってやるので、21時で一度音を止めて、次の日朝5時から再開、2日目も21時に終わる形になっています。音楽だけじゃなくて、沢山の芸術家の方も集まっていて、音楽、アート、景色、ご飯も含めて、2日間かけてみんなで空間を共有して、いろいろあるこの時代を生きる希望みたいなものになればいいなと思ってます。〈Brightness〉ってタイトルも自分の願いを込めてつけているんです。見どころはいっぱいあるんですけど、Ground AreaとSeaside Areaの2ステージあって、THE HENTAI GANG(ゆるふわギャング x ヘンタイカメラマン❤︎ x You The Rock☆)だったり、愛染 eyezenくん、BAKUさんだったり、ヒップホップシーンの人もいたり、KEN ISHIIさんだったりRee.KさんだったりHIROSHI WATANABEさんだったりはもちろん、若手の勢いある子たちから素敵なアーティストがいっぱい出てくれます。KANOYA PROJECTさんやHidden Layerなど、前回以上にデコレーションもヴォリュームが増えていい感じになる。ΑΦΡΟΔΙΤΑ、SIVA、のダンスパフォーマンスにもバンドのライブにも期待してほしいしこの秋もやばくなると思います。

 

ー〈Sawagi〉はどんな部分にこだわりをもってやってらっしゃいますか

Tsutomu:野外なので、昼間は昼間のことを、夜は夜のことをするというか、時間の流れにはすごく気を使っています。

Kojiro:野外にあうクラブって感じですよね。

Tsutomu:最終日の昼以降はやらないとも決めていて。日曜日の夕方くらいに終わって帰って深夜だと、どっと疲れるじゃないですか。あれもこれもってやりたくなっちゃうんだけど、そこも結構気を使っているところですね。

Taichi:僕はいけなかったんですけど一昨年〈Sawagi〉に行った友達が、最終日の昼までずっとピークタイムだったと言ってました(笑)

Tsutomu:(笑) 天気もすごく大事で、準備でどしゃぶりだったけどオープンしたら小雨にかわって。ヘッドライナーのRee.Kのときもピーカンで。主催者として感動するよね。

Taichi:本当にね。〈Brightness〉も天気には異常に強くて8年ずっと晴れてて。この春は逆さ虹みたいのが出ていて。太陽のまわりに光の輪とかが出た。天変地異かみたいな(笑)。最後雷が鳴ったりしていて、天然の演出とかもすごかった。一瞬スコールがきたんですけど、それはそれでお客さんが盛り上がって。とはいえ、気象神社にお参りも行きますし、天気予報は最近毎日見てます。

 

sawagi

 

Tsutomu:気にしていないようで、実はKojiroが1番チェックしているかも(笑)。

Kojiro : (笑)

 

ーそこまで苦労してまで、フェスをやっているのはどうしてなんでしょう

Kojiro:自然って場所によって全然違っておもしろくて。いままで選んでいたハードコアな初期の現場も、東京湾の先っちょに飛び出た世界大戦の時の城壁だったような場所で。音楽を聴きながら展望台にいくと臨場感がすごいんですよ。採石場はジュラシックパークの断崖絶壁みたいな場所で、日本じゃないみたいな。お客さんもみんな大変だったと思うけど、そういう場所って大事な要素でもあるんです。できれば富士山のてっぺんでもやってみたいんだよね(笑)。

 

Re:birth

 

Taichi:僕はバンドをやっていたころ初めて連れていってもらったクラブがあまりいい感じじゃなくて、どっちかというと最初はDJって嫌いだったんですよね。だけど、外の開放的な中ですごい音響で沢山の人たちが踊っている一体感を感じたのが大きかった。星を見ながら踊る感じとか、踊り明かした果てに夜明けの空を好きな人と一緒に共有するあの感じとか。クラブはクラブで好きだけど、外での音の入ってき方や感じ方はまた全然違って、音楽とかアートを超えて、もっと上の次元で突き抜けていくための装置みたいなものが野外だと思うので、大変だけどやらざるを得ません。(笑)

Tsutomu:集まるってことの大事さを感じたりするよね。ライフスタイルのひとつの延長で、子どもも育っていく。そういう生活のひとつにパーティがあって、それを知ってしまったからやめられない。体とスケジュールがあえばずっと続けていきたいですね。

Taichi:会場に着くまでの想像力やワクワク感で現場で聴く音楽の入り方も全然変わってきますし、僕が20歳くらいの頃はスマホもSNSもPCもなかったので、クラブでトイレが隣だった人に「次は何のパーティ行くの?」って情報収拾したり、「どこどこの河原でやっているらしい」とかってその情報だけ頼りにいく感じだったんですが、そういう冒険的な要素をもっと足していきたいなとも思います。

Tsutomu:行ったらやってないってこともあったりね(笑)

Taichi:そうそう(笑)。実際に現場に行くまでの行動も含めて高めた状態で音楽が入ってくるから感動できる。うちはMETA AUDIOっていう音響会社さんがサウンドシステムを出してくれているんですけど、2017年の〈Brightness〉に遊びに来て出会って結婚した2人の会社なんです。「Taichiくんがあのパーティやってくれたから、私たちは出会って結婚したよ」って2年後くらいに子供を見せにきてくれて。そんな2人が自分のイベントの音響機材を出してくれている。そのストーリーにも自分がやる意味は凝縮されてます。

 

Brightness

 

Tsutomu:やっているときは大変だけど、終わったあとに「開催してくれてありがとう、めっちゃよかった」みたいな話をきくと、全部ふっとんで、また次を考えているよね。それをずっと繰り返し続けている感じはある。

Kojiro:やる前は悩みも多いし、揉めたりもするけど、当日やってみると達成感はすごい。うちは特に名前が〈Re:birth〉だから、カオスを乗り越えて次の次元にいくみたいな感覚が昔からあって。〈Re:birth〉は毎回やりきったあと、次のステージにいけて。そこでもっとやろうとなっちゃうんだよね。

 

 

オーガナイザー対談

ー最後に、今後の展望を教えてください。

Taichi:〈Brightness〉は今年で8周年なんですけど、まだ全然道半ばって感じなんですけど、レイブカルチャー、テクノ、バンド、アートのシーン、いろんなカルチャーを、もっと高い水準で融合して表現したいと思っています。あと、沖縄音楽シーンのキーでもあるSABOTAGE C.P.ってチームと東京のBrightnessチームで一緒に〈SINTONIA〉ってパーティを始動したのですが、世界遺産の森にも認定されている沖縄のロケーションで11月に2回目を開催します。ここがまたこれ以上ないくらい凄いロケーションで、この企画も今後ゆっくり成長させてアジア各国から遊びに来てもらえるようなイベントにしていけたらと思ってます。自分の音楽レーベルも来年に始動する予定です。

 

 

Tsutomu:自分は10月末にアースガーデンと共催で「春風」チームで企画するのと、11月末に高知で開催する野外イベントをサポートします。さらに連休に沖縄のパーティの制作とかPRを手伝ったりしていて、最近はDJとステージの転換を見たり、機材を交換をしたりすることも楽しくなっているんですよね。裏方業務をしたり、手伝えることが増えたので、それが楽しみですね。〈Sawagi〉としての目標は、1日で完売するパーティにしたいですね。ソールドアウトしたら予算設定もみえてくれるから、質が高いものができるようになっていくんじゃないかなって。

 

 

Kojiro:〈Re:birth〉は、もともといろんなジャンルのハードコアな人を集めてやってきているので、それを音楽的にももっと広げたい。レイブのおもしろいところはもっと進化させたいし、老若男女が来れるようなフェスを確立させたい。〈Re:birth〉はお客さんの半分くらいが外国人なんです。外国人コミュニティからもファンが多くて、過去には海外のフェスと提携しているので、コロナ禍が終わったら、海外のフェスと提携してやりたいですね。日本に興味もってフェスに来る人はハードコアなおもしろい人が多いので、それをもっと広げていきたいです。

Taichi:海外の企画も個人的なツアーもストップしちゃってるし早く再開したいね。

Kojiro:はやく気兼ねなく海外に行き来できるようになりたいですね。

 

<Re:birth> http://www.rebirth-fes.com/
<Brightness> https://qetic.jp/music/brightnessopenair-210910/409299/
<Sawagi Festival > https://www.facebook.com/sawagifes/i

 

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