[レポート] Shimokitazawa Japan 3rd Anniversary Party

Shimokitazawa Japan 3rd Anniversary
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2018日時:2018年2月25日(日)
会場:ARENA(下北沢、東京)

photos by JIROKEN and Kenji Nishida

下北沢のデイ・パーティーといえばDJ TERUBI(神眼芸術)によるShimokitazawa Japan。今回めでたく3周年のアニバーサリーを迎えた。

Shimokitazawa Japan 01

Shimokitazawa Japan DJ TERUBI

前日の土曜日には渋谷のR Loungeで5周年を祝うパーティーがあり、テクノ・フロアのメインアクトにはKEN ISHIIと石野卓球が、そしてトランス・フロアにはDaijiroやDisk Junkeyがリストされていた。もちろん遊びに行くつもりだったのだが、諸事情により断念。そしてこの日曜日も、昼間は子どもの学校行事があり、出発したのはもう外が暗くなってからだった。

いつものように自転車で下北沢に向かう。会場に着いたのは7PM過ぎ。まずはエレベーターで4FのARENAへ。

エレベーターを降りると、すでに会場から溢れんばかりにお客さんが集まっている。そもそも東京に住む外国人たちに下北沢の面白さを伝えよう、ということではじまったパーティーなだけに、やはり外国人のお客さんが多い。半分は外国人だろう。

Shimokitazawa Japan 3rd 01

Shimokitazawa Japan 3rd 02

満員のお客さんの中、すぐにDJのAnnyを見つけたので声を掛けてみると、ちょうどプレイを終えたところだという。残念。

ANNY

Yasumitsu Naturalさんの投稿 2018年2月25日(日)

movie by Yasumitsu Natural

それにしてもフロア中央辺りが妙に盛り上がっている。MCも入り、何かゲームのようなものをやっているらしい。知らなかったのだが、これがシモジャパ考案のオリジナルゲーム『ミュージックカルタ』だということだ。つまりDJが曲をかけ、中央のテーブルに散らばったカードの中からかかっている曲名の書かれたカードを探し出す、というものだ。幅広いジャンルの曲がかかるので、意外と難しい。

Shimokitazawa Japan ミュージックカルタ01

Shimokitazawa Japan ミュージックカルタ02

Shimokitazawa Japan ミュージックカルタ03

Shimokitazawa Japan ミュージックカルタ04

10分ほどするとZUM WALROSSのアツシが入店してくるのが見えた。早速ビールで乾杯し、せっかくだから2人で下のフロアへ行ってみる。

普段はARENAだけでの開催だが、今回の3rd ANNIVERSARYは3FのダーツバーBulletも会場になっていて、2フロアを行き来できるようになっている。ダーツバーなど行く機会がないから嬉しい。

3Fは4Fに比べると多少人が少なく、ちょうどいい感じに盛り上がっている。TERUBIがいたので話しかけてみるが酔っぱらっていて話にならない。とりあえずプロのダーツプレーヤーであるIGUさんに手ほどきを受け、初のダーツに挑戦することにした。

漫画『エンバンメイズ』エバンメイズ by 田中一行

ダーツの料金は1ゲームひとり100円。1ラウンドにひとり3投し、8ラウンドで勝負するということだ。つまり1ゲームでひとり24投づつ。100円でこれだけ投げられるというのは、予想に反して良心的な値段だ。早速アツシと2人で勝負する。

Shimokitazawa Japan bullet 01

Shimokitazawa Japan Bullet 02

なにせ初めてなので、的の中にきちんと突き刺さるのか不安だったが、やってみるとそれほど難しいこともなく、見よう見真似で投げれば、ほぼ的の中には刺さるものだった。初心者同士でも、まぁゲームになる。

我々は単純に、ダーツが刺さった場所の点数を足していく方式でゲームをしたのだが、1ゲーム目は俺が勝利した。点数はどちらも200点代。IGUさんに聞くと、「とりあえず300点越えを目指しましょう」との返事だ。

300点といえばあと数十点。すでに初回で200点代だから、ちょっといい感じに当てればすぐに越えられそうだ。そして越えられそうな壁は越えたくなるのが人間というもので、我々はもう一度ビールを飲み、そして再戦することにした。

Shimokitazawa Japan Bullet 05

Shimokitazawa Japan Bullet 05

今度はやはり下北沢でタトゥー・ショップ”BLACK SWALLOW“を運営しているというケンタロも加えた3人で競うことにした。当然ケンタロも初心者だと思っていたが、なんと数ヶ月間ダーツバーでバイトしていたことがあるという。なんだよ、それを早く言ってくれよ……。

「いやいや、投げるのはそんなにやったことないですから」

とは言っても、アツシと俺は完全初心者よ。さっき生まれて初めてのゲームを投げ終えたとこなんだから……。

さてしかし、まるで別レベルかと思ったケンタロだが、本人言うように意外と大したことなさそうだ。ダブルやトリプルにも入って点数差は開いていくが、決して狙って入れられているわけではない。たまたま刺さったところがよかっただけで、つまり運っぽい。

Shimokitazawa Japan 3rd anniv.

終わってみれば勝負は負けてしまったが(1位ケンタロ、2位アツシ、3位俺)、なんか、うまいこと投げれば勝てそうだ。しかも俺だけまだ300点を越えてない。ということで、もう1ゲームやることにした。うぅ、早くもハマってるのか……?

3ゲーム目も結局勝つことは出来なかったが、とりあえず300点は越えられたから今日のところはこれでOKだ。なんか、意外と気軽に出来るのね、ダーツって。今度また、誰か誘ってやってみよっと♪

Shimokitazawa Japan Bullet 04

JIKOOHAのJUNも来ていたので、数週間後に控えたMATSURIや春風の話などをし、再び4Fに戻る。相変わらず大賑わいのフロアを横切り、テラススペースへ出る。シモジャパ名物の豚足生ハムがまだ残っていたので、包丁でスライスして口に頬張る。さらに向かい側ではタコ焼きを焼いている。ちょっと小腹も減っていたのでつまむことにした。

Shimokitazawa Japan 生ハム

Shimokitazawa Japan たこ焼き01

1回で10数個が焼けるくらいの家庭用タコ焼き器だが、見ているとふっくらとまん丸く焼き上がっていて美味そうだ。いや、まさに焼き立てだし、美味いに違いない。焼き上がった直後のタコ焼きに齧りつく。

アツッ、ホフッ……、ちゃんと外側はパリッと感があって中はトロっと……、ん~……、ていうかこれ、タコ入ってないじゃん!

「わかっちゃいました~? タコはさっき終わっちゃったんですよ~」

Shimokitazawa Japan たこ焼き02

マジかよ~。ただの小麦粉かよ~。とは言え、紅生姜も効いていて美味いは美味い。そして先ほどの生ハムもこのタコ焼きもパーティー主催者側からの振舞い、つまりフリーフードだ。ありがたや~。

Shimokitazawa Japan 3rd 04

Shimokitazawa Japan 3rd 05

Shimokitazawa Japan 3rd 06

ということで3周年を迎えたShimokitazawa Japanは大いに盛り上がった。多国籍の雑多な人たちが集まり、交じり合い、それぞれに楽しむ。まさにシモキタの縮図のようなパーティーが、今後も末長く続いてくれることを願う。

TERUBI〜〜〜、3周年おめでとう♪♪♪♪

おっと、そうだ。主催のTERUBI(神眼芸術)についてはA-FILESにインタビューが掲載されている。酔っ払った本人と話すよりよほどわかりやすいので一読をおすすめする。

 

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