GEORGIA MUSIC&ARTS RETREAT VILLAGE(仮称)

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ジョージア
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GEORGIA MUSIC&ARTS RETREAT VILLAGE(仮称)とは

1962年、米国カリフォルニア州のビッグ・サーにエサレン研究所が設立されました。西洋と東洋の合流、古代と現代、科学と宗教、学問と芸術の統合を指導原理とし、ゲシュタルト・セラピーの創始者フィリッツ・パールズやロルフィングのアイダ・ロルフなどがワークショップを通して発展させ、カスタネダ、オルダス・ハクスレー、アラン・ワッツ、ラム・ダス、エイブ・マズロー、アレクサンダー・ローエン、ジョーン・バエズなども巻き込みながらヒューマン・ポテンシャル運動(Human Potential Movement)の中心となった場所です。現在ではエサレン・マッサージの地としても知られ、多くのセレブレティたちが滞在に訪れます。

esalenエサレン研究所、カリフォルニア

 

GEORGIA MUSIC&ARTS RETREAT VILLAGE はこのエサレン研究所を参考に、音楽やアートを中心に据えながらパーマカルチャーの思想なども取り入れ、若者から年配者までが楽しみながら学んだり、制作活動に打ち込んだり、心身を癒したりすることが出来る施設です。地理的にもまさに東洋と西洋の合流地点にあたり、エサレン研究所と同じように温泉があることも興味深い一致といえます。 

ヨガ、メディテーション、ボディワーク、鍼灸、マッサージ、パーマカルチャーファーム、オーガニックカフェ、心理学研究、音楽スタジオ、多目的ホール、温泉施設、宿泊施設などを備えた総合コミュニケーションスペースです。

Bloom Family Village

 

 

▪️PSYCHEDELIC MEDITATION CENTER
 多目的ホール

高い天井と大きな開口部からなる開放感のある多目的ホールで、VILLAGEの中心となります。ヨガ、メディテーション、ボディワークなどが日々行われ、数百人規模の音楽イベントなども開催可能です。自然と調和した建物自体がこのVILLAGEの象徴となっています。

MEDITATION CENTER

 

▪️Organic Cafe&Restaurant
 オーガニックカフェ&レストラン

VILLAGE内のファームで栽培されたオーガニックな食材を使った料理やスイーツ、そしてジョージア特産のアンバーワインなどが楽しめます。VILLAGEを訪れた観光客、宿泊者、アーティスト、各種スタッフ等の交流の場でもあります。多目的ホールより小規模な講義やワークショップなども行われます。

 

▪️Hot Springs
 温泉施設

ジョージアでは首都のトリビシをはじめ、国内各地に温泉地があります。VILLAGEも国内屈指の温泉地に位置するため敷地内で温泉を楽しむことが出来ます。ジョージアの温泉は屋内公衆浴場と個室の貸切浴場が主流ですが、VILLAGEでは日本風の露天風呂で自然の空気を味わいながら入浴が可能です。

元湯 鹿の湯 栃木

 

▪️Permaculture Farm
  パーマカルチャーファーム

VILLAGEのスタッフ、宿泊者、メディテーション・センターに併設されたオーガニックカフェでの食事にはオーガニックな素材が使われ、そのほとんどはVILLAGE内のオーガニックファームで栽培されます。ファーム体験や各種ワークショップなども開催します。

 
▪️Gramping Accommodation
  宿泊施設

キャンプの心地良さとホテルの快適さを備えたグランピング設備により、VILLAGEでの滞在そのものが生涯忘れられない貴重な体験となります。

 

 

ジョージアってどんな国

古来シルクロードの要所として栄えた東欧の南コーカサス地方に位置し、北はロシア、南はトルコとアルメニア、東はアゼルヴァイジャン、西は黒海と接しています。1991年にソビエト連邦から独立し、日本では2015年にロシア語読みの「グルジア」から、英語読みの「ジョージア」に変更になりました。首都はトビリシ。

 

人口と面積 

人口:約430万人
面積:6万9700㎢

面積は日本の約5分の1 、北海道の面積が7万8400㎢なので、つまり北海道より1回り小さい面積に東京の3分の1の人数が住んでいるイメージです。国土の87%が山地で、国の最高峰シュハラ山は標高5193メートル。

国の西端は黒海に面し、亜熱帯気候で天気も良く、ビーチライフが楽しめます。

 

気候

日本の東北地方とほぼ同じ緯度ですが、コーカサス山脈の影響を受けています。7月と8月は40度近くまで上がることがありますが、山岳地帯へ行くならこの季節が最適です。 ジョージア(グルジア)は冬も温暖だといわれますが、それは黒海沿岸やトビリシ周辺のこと。内陸部は過ごしやすい気候が続く5月と9月がおすすめです。

 

 

 

・東ジョージア
丘陵地帯が多く、シハラ山(5068メートル)を最高峰にした大陸性気候。夏は30度から35度近く、冬場は氷点下に気温が下がることもあります。

・西ジョージア
沿岸の平野部は湿潤な亜熱帯気候で、高原は地中海性気候です。特に沿岸部は降水量が多く冬でも暖かい気候です。夏は30度くらいで、冬場も最低気温が10度程度です。

 

 

通貨 

ラリ(ლარი)とテトリ(თეთრი)

 100テトリ=1ラリ
 1ラリ=約36円
 

 

時差 

日本との時差はマイナス5時間(日本で正午のときジョージアでは朝7時)

 
言語 

公用語:ジョージア語(アブハジア自治共和国ではアブハズ語)。33文字のグルジアアルファベットを使い、左から右へ書き進めます。旧ソ連統治時代に教育を受けた人々はロシア語が第二言語です。若年層は英語教育の時代で育っているため、英語が通じます。

 

 

交通 

◆地下鉄 0.5リラ=約18円(1乗車につき)
・1号線:アクメートリ-バルケティリ線 19.6 km(16駅)
・2号線:サブルタロ線 6.8 km(6駅)

 

◆バス(Marshrutka) 0.5リラ=約18円(1乗車につき) 
Googleマップで経路検索をすればバス経路が表示されるので、バスを駆使すればトビリシでの移動がとても便利になります。

 

◆タクシー YandexやBoltなどのタクシー配車アプリを使用(現地版Uber)。空港で購入できる現地SIMでジョージアの電話番号を持って入れば登録することができます。

 

 

ワイン発祥の地

ジョージアのコーカサス山脈から黒海にかけての地域で約8000年前からワインが造られていたことが、様々な考古学者の研究によって裏付けられています。また「wine」の語源はジョージア語の「ghvivili(グヴィヴイリ)」にあるという説も有力視されており、ジョージアはまさに「ワイン発祥の地」と言えます。

ジョージアワインが、近年世界的に大きな注目を集めている理由の一つが、「クヴェヴリ」による独自の醸造法です。クヴェヴリとは粘土でできた素焼きの卵型の壺のことを指し、多くの場合、綺麗に保ちやすくするために内側は蜜蝋でコーティングされています。

クヴェヴリ

大きさは造り手や用途により200〜3,500ℓまでと様々。また、クヴェヴリは先端が尖っており安定しないため、一般に「マラニ」と呼ばれるセラー内の地中に埋められて使用されています。

ジョージア最大のワイン産地カヘティ地方の伝統的製法は、まずブドウを「サツナヘリ」と呼ばれる木製の桶の中で踏み潰し、果皮、果肉、果梗、種と共に果汁をクヴェヴリの中に投入します。その後、土の中にあるクヴェヴリは自然と低温に保たれるため、発酵と熟成がゆっくりと進行。5〜6ヶ月後、ワインを別のクヴェヴリに移すことで自然濾過を施します。その後、ワインをさらに熟成させるか、場合によってはそのまま瓶詰めします。

ジョージアワイン

この醸造方法はあまりにも手間暇がかかることから、19世紀には減少していたそうです。実際には、ジョージアワインの生産量の90%程は、「ヨーロピアンスタイル」と呼ばれるモダンな醸造方法で造られています。しかし、このクヴェヴリによるワイン造りが、2013年にユネスコの「無形文化遺産」に登録されたことで、独自の文化が再度見直され、徐々にクヴェヴリによる生産は増えてきています。

クヴェヴリでは、白ワインと赤ワインの両方が造られますが、特に有名なのがクヴェヴリで造られる白ワイン。通常の白ワインとは異なり、白ブドウを赤ワインのように果皮や種と共に発酵するいわゆる「オレンジワイン」となりますが、ジョージアでは「アンバーワイン」と呼ばれています。

アンバーワイン

その名の通り、琥珀色がかった色調の濃い外観が特徴。ドライ・アプリコットやクルミ、茶葉やスイートスパイスなどの独特のアロマを備えています。また、ブドウの果皮や種から抽出されるタンニンなどのポリフェノールが多く含まれているのも特徴で、健康にも良いことが人気の理由の一つとなっています。

アンバーワインは、ジョージアで広く食されている牛の煮込み料理やラム肉から、ワインを合わせることが難しいとされている辛い香辛料を使ったインド料理や韓国料理、ダシを使った和食まで、合わせる料理の幅が広いのも大きな魅力。これに目を付けた世界のトップソムリエたちがレストランで提供することで、アンバーワインの魅力が消費者に広まり、近年ますます脚光を浴びるようになっています。

 

 

 

ビール

ジョージアはワイン発祥の地として有名ですが、ビールもまた絶品。カズベキビール2.5ℓ(6.3ラリ=約226円)。最近はクラフトビールも人気です。

 

穴場のローカル温泉「ここは出来てから150年、観光地のあっちは出来てから1500年」トビリシの温泉施設の多くは公衆浴場と貸切風呂の二種類があり、どちらかというと貸切風呂が主流

Bagni Sulfurei Zolfo

営業時間:10:00~22:00
料金:10ラリ~60ラリ(貸切風呂のみ、浴室の大きさによって値段が異なる)
住所:2, 4 Kiev Street, Tbilisi

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