[レター] Việt Nam, ハノイでLifeを取り戻す, vol.5(written by Makoto)

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前回のコラムから、気が付くとすでに半年近く経ってしまった。3月の第1回からほぼ月1のペースで4回書いたのだが、正直、このペースは現在の俺には少々厳しい。今後については少しペースを落とさないと、、、と思いつつ次月に入ったと思ったのに、気が付くとアッという間に今年もあと1週間。 でも、実は俺、2か月前くらいまでは何だかんだでほぼ隔週でハノイに行ってた。。その後は少しペースが落ちたけど、それでも1ヶ月に1回以上はハノイに行ってる。今までこんなに規則正しくハノイに通うなんて、ほとんど無かったよ? ただ今年はホントに時間が経つのが早かった。2年くらい前から急に時間が経つのが早くなった気がしてたけど、今年はもうホントにアッという間。でもおそらく来年はもっと早くなるんだろうなぁとも思う。

結果的に初の経験であるコラムは、今年1年で5回。でもまあ俺にはこのくらいのペースがせいぜいだろ。もう少し間隔を均等にしなきゃいけないとは思うケド。とは言え、来年もどうなるか正直わからないな。どうも皆さん、申し訳ありません。

ただこの半年で俺自身はかなりライフを取り戻せた。ここ数年、正直、踊るのが楽しくなかったり、入り込めないような状態が続いてたりもしてたけど、やっぱ俺はパーティーが好きだ。俺のライフはここにあると今は自信を持って言える。まあ、またそうじゃない時が来るのかもしれないが。。。

                                   

   

 

ところで今年最大のトピックは世界中どこだろうと、やっぱりコロナに尽きるだろう。日本は今、第3波がかなり深刻みたいだけど、ベトナムは相変わらずコロナの抑え込みには成功しているようだ。コロナは見えないので、ホントのところはどうか分からないとはいえ、でもやっぱり日本とは違って、これだからベトナムは抑え込みに成功してるんだろうなという点も大いにある。

4月の終わりに第1波が終息し外出禁止が解かれたベトナムだが、そこから国内の規制は大体2週間区切りで段階的に解除されていった。56月を経た時点では、すでにほとんどの規制が解除され、残るはクラブ(大箱)とラウンジ(=カラオケ、すでに始めているところもあったようだが)くらい、それも来週あたりは、、と思っていたところ、7月の終わりにダナン(VN中部最大の都市で、北部 首都ハノイ、南部 ホーチミン(以下、HCM)と合わせてVN3大都市)で第2波が起きた。その時は、我々外人ももちろんだが、なによりベトナム全体にかなりの緊張が走ったのを感じた。この時の感染源は密入国してきた外国人集団だと言われている。ダナンでの市中感染が確認されてからの、主な出来事をまとめると下記の通り。

(発生地のダナンと北部ハノイ近郊のみ。南部はHCMはじめ、それぞれの規制有)。

ちなみにこの第2波が起きる少し前に、うちの会社の赴任者2名が隔離措置を承知で日本に帰国した。

7/2527 ダナン(と、クアンガイ省)で3ヶ月ぶりの市中感染確認

  ⇒25日は土曜で、俺が知ったのは27日の月曜日。すでにダナンへの出入は禁止され、様々な規制も掛かっていた。

7/29 ダナン訪問歴のあるハノイのピザ屋の従業員の感染が発覚。第2波でのハノイの感染者は初めて。

7/31 VN全土の新規感染確認者82人 (1日の感染者数最多)、感染者累計546人、死者1人。

8/4 ハノイ 感染疑い期間にダナンから戻った72千人を追跡中、うち5万人にPCR検査

8/6 感染者累計747人、死者10

8/11 コロナ感染者追跡アプリ 『ブルーゾーン』 1000万超えDL。 ちなみに健康申告アプリ 『COVID』もある。

  ⇒電話する際に、必ずDLを呼びかけるメッセージが流れるので、我々外国人でも気が付く。

8/12 ダナン ソーシャルディスタンス強化。 買い物外出も偶数奇数で振り分け。

8/13 ハイズオン省(ハノイの東側、日系企業も多い) 省都ハイズオン市のレストランででクラスター発生

8/14 ハイズオン市 社会的隔離措置適用。 ホイアン(ダナン近郊の世界遺産) 外出制限延長。

8/17 ハイズオン省3地区閉鎖 および 省都ハイズオン市で夜間外出禁止

この辺りが第2波のピークだったが、これ以降、ベトナムは再び市中感染が0になり落ち着きを取り戻していく。

8/28 ハイズオン省 規制緩和開始

9/22 ダナン テーマパーク営業再開

9/24 ダナン 最後の患者が退院、感染者0に。(ダナンで26日、全土でも21日連続で新規感染無し)

9/25 VNエア 半年ぶりに成田便を運航

ここら辺から、日本でも(世界中でか)言われていたが、経済活動との両立が言われ始めた。店などの営業停止などはあまり見られなくなった。(ただ大箱はまだ営業再開できてなかった)

一方で、公の場所でのマスク未着用の罰金引き上げ(100300VND)が決定するなど、感染防止のための規制なども強化された。またウィズコロナ時代の5Kという対策(標語)が発表されたりもした。この5Kというのは、マスク、消毒、ソシャルディスタンス、密集しない、健康申告(=COVIDとブルーゾーンをDLし利用すること)というもので、いずれもベトナム語にするとKから始まる言葉とのこと。 https://www.viet-jo.com/news/social/200910082501.html  

ちなみに1124日の時点では、新型コロナ感染者累計1,316人、うち死亡者35人という状況だ。第2波も抑え込みに成功したという自信がベトナム国内に漂っていた。

ところがベトナムにも第3波がやってくる。この原因は1人の男。発生地はHCM.。自主隔離中のはずだったベトナム航空CAが、動き回っていたらしい。

11/28 自主隔離中のはずだったベトナム航空CAの感染が判明。

11/30 上記CAの濃厚接触者だった友人の感染判明。約3か月ぶりの市中感染。

12/05 上記CAと感染した友人の接触者2000人超の感染検査終了。陽性無し。

12/14 ベトナム民間航空局 マスク未着用の搭乗者に罰金 最大300万ドンを課すことを決定

しかしながらこれはすぐに終息した。今はまたベトナムに自信が漂う日常が戻っている。もっとも世界中の第3波のニュースはもちろん報道されており、多少の警戒感は感じられるけど。

さて、それではいよいよハノイのパーティーシーンを紹介しようと思うのだが、申し訳ない。明日も仕事だし、今日のところはこの辺で。。。 次回からは必ず夜の箱を紹介するから!今年はベトナムの状況レポートということで、勘弁してください。新しい展開には、新年明けてからの方がふさわしいでしょ?それでは皆さん、良いお年を!

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