The Sharing 〜Digital BonDance〜

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日時:2018年8月11日(土)22:00〜
会場:Club Edition Aoyama(青山、東京)

『ザ・シェアリング』をオーガナイズするKからメッセージが届いた。2年ほど前、下北沢の気流舎で開催されたトークイベントで司会をやっていたのがKだった。それ以降、あちこちのパーティーで顔を合わせ、ザ・シェアリングにも何度も誘ってくれているのだが、まだ参加できずにいる。二子玉のリバーサイド・レストランでの開催時には行く気満々だったのだが、結局行けなかった。

ザ・シェアリング

そして今回、お盆の真っ只中にザ・シェアリングを開催するとの話だ。新たな会場はClub Edition Aoyama。パーティー当日は神宮花火大会の開催日。リアル花火を楽しんだあとは、ザ・シェアリングでDigital花火とBon踊りを楽しみ、夏の東京を満喫したい♪

 

~~~ 以下、Kからのメッセージ ~~~

 

突然ですが、2000年〜2005年の間、私はポーランドに住んでいました。

ポーランドといえばロシアW杯での対戦が記憶に新しいところですが、多くの日本人にとっては、ズブロッカとナチスのアウシュビッツ強制収容所がせいぜい思いつくくらいの馴染みの薄い国といえるのではないでしょうか。

私がポーランドの地を訪れた2000年前後といえば、ベルリンの壁が崩壊し、民主主義に体制転換。西側から自由の風がやってきたとはいうものの、街にはまだまだ無機質で薄暗い団地がずらりと立ち並んでおりました。駅の切符売り場では、待っている人の列が長かろうが短かろうが、時間になれば平気で窓口を閉じてしまいます。どこを探しても“サービスの概念”というものは見当たらず、それはこの国がつい最近までソビエト傘下の社会主義国であったことを物語っていました。

正式に国交が樹立した日本からボランティア・メンバーとして派遣された私は、午前は高校で日本流!?の体育を指導し、午後は柔道のコーチ、そして希望者がいれば日本語教室を開くなど、ポーランド国中あちこちで日本をPRする”何でも屋”として活動していました。 そんな一見、モノトーンでどこか物悲しい印象のポーランドでしたが、私の固定概念をぶっ壊してくれたのが、今からお話する『音、踊る、そして楽しむこと』だったのです。

ポーランド

まず、ポーランドではディスコに行ったり、音に合わせて踊ったりすることは、ごくごく普通の風景でした。 誰もが自然に、思い思いに、自由に楽しく踊っているではないですか。カルチャーショック!!

日本からやってきた当時の私にとって、ディスコやクラブとは “イケてる、特別な人たち” が集う場所。正直に言って、居心地の悪い場所でした。ダンス? 踊る? 無理無理! ダンサーじゃあるまいし、踊れるはずがない……。 そんな固定概念に囚われていたのです。

小学校の宿泊行事に参加すると……、日本ではリサイクルショップにもなさそうな、どデカイ旧式ラジカセを持ち込んで即席ディスコ・パーティーがはじまるし、中学生くらいになったら、おめかししてディスコに繰り出すのが当たり前。高校3年になると、下級生が風船でデコった会場で、オールナイトダンス・パーティーが開かれます。もちろんポーランドですから、ウォッカが振舞われるのは当たり前。そして文字通り宴は朝まで続くのです(主催は学校、料理は保護者が作ります)。

ポーランドのダンスパーティー

さらに、ダンスは若者だけの娯楽ではなくおじさま、おばさまだって踊るの大好き。じいちゃん&ばあちゃんの年季の入ったペアダンスときたら、もう惚れ惚れするほど優雅で美しいのです。老いも若いも関係なく、音に合わせてダンスを楽しむ。そんなポーランドの生活を経て、日本で作られた私の固定概念は崩壊していったのです。

そうか! 音に合わせて踊るって、特別なことじゃない。誰もが楽しめる、シンプルな娯楽だったんだ!

たがが外れた私は、欧州のクラブカルチャーや当時全盛だったラブパレードなどを経験して帰国。2013年春、 ポーランドで感じた“誰もが自由に集い、音に合わせて踊りながらワイワイできるイベントをつくりたい”と、ザ・シェアリングを立ち上げたのです。

ザ・シェアリング

だからコンセプトは至ってシンプル。『楽しいことはみんなでシェアすれば10倍楽しい!』です。 音は、ひとつのジャンルを追求するのではなく、テクノもトランスも、カッコイイ音がひと晩で楽しめるパーティーがいい。

 

真っ暗で密封されたハコより、ビーチで、パブで、河川敷の洒落たレストランで……、そんなロケーションだったらそれだけでもワクワクする。たまにはお笑いライブや歌謡曲、トークショーがあってもイイじゃない。『こだわらないことにこだわる』がシェアリングの裏コンセプトでもあるのです。

日本では、過去の自分がそうだったように、踊ることに抵抗を持っている人がまだまだ大勢います。それって本当もったいない。風営法やら”クラブ=チャラい”といった偏った報道の影響で、クラブに通ってるだけで異端児扱いされてしまったりもします。まったくもってダンス後進国だと思います。

でも、『クラブ、いい人いっぱいいるわよぉ』 と、マツコ・デラックスも言うように本当のクラブ/パーティーって感性豊かな愛に溢れた仲間の集う場所でしょ。この素晴らしきコミュニティに多くの人が気づき、私がポーランドで感じたような、誰もが自由に音を楽しめることがシェアリングの願いです。だから今後も “間口を広〜く”パーティを続けていきたいと思います。応援よろしく!

さて、今回のシェアリングは8月11日(土)、オシャレレストランを改築した『Edition Aoyama』にて開催。タイトルは 〜Digital BonDance。当日開催される神宮花火をハシゴして、ニッポンの夏を満喫しよう! かき氷その他の出店も多く、縁日気分を味わえますよ♪

ザ・シェアリング

当日は、アフター花火に合わせて22時にOPEN。23時までは1,000円ポッキリで入場いただけます。フロアは2つ。踊ることにフォーカスした”BonDanceFloor”と、ゆったり縁日を楽しみながらチルアウトできる”BonLoung”のダブルメインで開催。もちろん各ジャンルを代表する敏腕・豪腕Digital花火師が両フロアを彩ります。多数ご来場お待ちしておりますm(_ _)m

シェアリング夏の陣 決定! 
今年のお盆は日本で留守番!いやいやお仕事!お家でのんびり? そこのあなた 召集発令です。8.11は、シェアリングのデジタル音頭でBonDanceしませんか。熱く盛り上がれる”熱盛”Pointをご紹介〜。

🌀熱盛その1
お洒落な会場Club Editon 青山!!
元カフェ・レストランとして人気を博した内装に注目です。特に、BonRoungeは「大人の隠れ家」に出てきそう。

🌀熱盛その2
コンセプトの異なる2フロア編成。
腹に来る音圧と視覚に迫る映像システムで、音に浸り、深〜く潜れるBonDance Floor & ラグジュアリーな空間とBPM緩めな大人な雰囲気のBonLoungeの二本立てでお送りです。ズバリ 両フロアともメインフロアでございます。

🌀熱盛その3
シェアリングらしさ全開のDigital花火師を各方面より招集。BonDance 夏祭りにふさわしく、わっしょいわっしょいやっちゃいます。 

🌀熱盛その4 
神宮外苑花火にあわせ10時オープン!
Bonfire 終わりに一杯→終電までコースもおすすめです。熱帯夜(←恐らく)で火照ったバディをcool down da!
http://www.jinguhanabi.com/

🌀熱盛その5
振る舞いフリーフードを用意
当日は、パスタ、ブルスケッタ、生ハムなどなどを提供します。踊り疲れたらパワーチャージ!!!

家族、友人、親戚、愛人、秘書。。。多数ご来場お待ちしております。

◉DATE : 11.August (SAT)
◉OPEN : 22:00 CLOSE:6:00

◉出演Artist
・Taiyo from沖縄 (今夜も最高/SAMURAI TRIBE/有頂天!/沖縄)
・DISC JUNKEY(Grasshopper Records)
・TERUBI (神眼芸術/Tokyo Underground Style) 
・Kojiro (Re:birth Mind of Vision )
・CHOKO(Digitalblock)
・BRUNA
・tsutomu (sawagi festival)
・Wakiko
Resident DJ’s
・DJG.(ザ・シェアリング/on-jin GRand)
・oRyu(ザ・シェアリング/on-jin GRand)

◉VJ: DOT.TV 
https://clubberia.com/ja/artists/5446-DOT-TV/

◉shop
・HappyShake
・虹色市場
・神眼芸術
・satokoのsaji
・Moniqha(アクセサリー)
・chokoさんのTシャツ
・∞∞∞ neiro Manda La ∞∞∞
・Asli Japan(皮雑貨)

◉会場
http://edition-site.com/access-map/
青山一丁目駅3番出口より徒歩3分

◉出店.パフォーマンス 絶賛受付中
戴くのはエントランスフィーのみ。売り上げは全てお持ち帰りください。

◉フード
フリーフードを用意します。お腹が空いたらお気軽にどうぞ〜

◉before11PM ¥1,000  DOOR ¥2,500

(出典:facebookイベントページ

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