※以下のイベントは新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、開催の中止が決定しました(2020年4月8日)。
日時:2020年5月16~17日(土~日)
会場:富士山こどもの国(富士市、静岡)
去年(2019年)からはじまった、音楽、映画、スポーツの3つを軸にしたキャンプイン・フェス “FUJI & SUN”が今年も開催される。
会場にはSun Stage、Moon Hill Stage、Stone Stageの3つのライブステージが設置される。それぞれのステージの特徴は以下の通りだ。
●Sun Stage…会場内の一番中心地的なエリアにあるメインステージ。飲食や物販、人力チャレンジステージなどのアクティビティも充実。
●Moon Hill Stage…丘の上に設けられたステージ。DJを中心とした音楽と飲食・物販が楽しめる。
●Stone Stage…見晴らしの良い岩場エリアにある幻想的な空間のステージ。アーティストとの距離も近く、一体感を感じられる。
出演アーティストは第1弾で発表されたKIRINJI、くるり、安藤裕子などの他に、第2弾ではハンバート ハンバート、フジファブリック、U-zhaanらが加わった。
高低差のある会場からは富士山の素晴らしい景色を楽しめる。趣の異なる3つのキャンプサイトの他に、オートキャンプサイト、そしてテントやテーブル、チェアなどがあらかじめセットされた“手ぶらでキャンプサイト”、グループ用の遊牧民テント“パオ”など参加者の好みや予算にあわせて選べるようになっている。
アンダーグラウンド/オーバーグラウンドにかかわらず、自然の中で音楽やアートを楽しめるキャンプイン・イベントが増えることは喜ばしいことだ。
一方で“手ぶら”でキャンプ出来てしまうことや、自分の荷物を会場まで宅急便で配送が可能なことなどについては個人的には多少の危惧を感じる(マナーやリスペクトの低下など)が、ハードルが下がって間口が広がることで、より多くの人たちに音楽やアートに対する理解が広まることを期待したい。
第2弾までで発表されているラインナップとアクティビティは以下の通り。
◾️5月16日(土)
安藤裕子/ 小林うてな/ COMPUMA / 寺尾紗穂 / NUUAMM (青葉市子/ マヒトゥ・ザ・ピーポー) / フジファブリック/ 森山直太朗/ 民謡クルセイダーズ /
◾️5月17日(日)
悪魔の沼/KIRINJI / くるり/TENDRE /ハンバートハンバート / VIDEOTAPEMUSIC [DJ SET] /YAKUSHIMA TREASURE (水曜日のカンパネラ×オオルタイチ) / U-zhaan / 林以樂(リン・イーラー) / 林立夫with 大貫妙子
≪アクティビティ≫
◾️TALK SHOW
・Dragon Road〜人類未踏の南極点へ〜
◾️WORK SHOP
・これだけは覚えようロープワーク講習〜Team EASTWIND 田中正人監修〜
・ブルーシートでテント作り
・焚き火と空き缶で1合飯
・山の肉のめぐみ〜猟師 杉山充宏(猪肉鹿肉めぐみ代表)〜
・インナートリップ〜遊体法/テラノ式手ぬぐい体操のすすめ〜
・寒さに負けない身体づくりと気合の入れ方〜阿部雅龍監修〜
◾️BOOTH
・ポータブルハンモックチルアウトスペース
・新車でもない中古車でもない、リノベーションカーRenoca
富士山と学び、
富士山と生きる。
FUJI & SUNはそんなコンセプトの下、昨年誕生しました。
日本のシンボルとして人々を魅了し続ける富士山。その麓でキャンプをし、日々の喧騒を忘れて過ごすひととき。
このフェスを彩るのは、
世代やジャンル、オーバーやアンダーグランドを往来し自然に溶け込むボーダレスな音楽、
“パオシアター”に映し出される映画作品、世界記録を保持する冒険家たちによるアクティビティなど。
そして、最大の魅力は、
広さに余裕をもったあらゆるロケーションのキャンプサイト、
長くしっかりと聞かせるライブと余韻を楽しむ無音な時間。
情報にまみれ、隙間のないせわしない毎日で、この場所には“余白”があります。
富士山の麓で皆様と過ごせる時間は、たったの2日間。
しかし、この2日間は美しく、忘れることない体験になるでしょう。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。