日時：2020年4月2日（木）~5月2日（土）
会場：CAFE SEE MORE GLASS（原宿、東京）

2009年5月2日、忌野清志郎は癌性リンパ管症のため他界した。誕生日の4月2日から命日となった5月2日までの1ヶ月間、原宿の小さな喫茶店SEE MORE GLASSで“「それで君を呼んだのに」忌野清志郎を想う小さな展覧会”が開催される。2016年の展覧会では、死後に見つかった創作ノートも展示されたそうだ。

清志郎さんのお墓は高尾にあるが、うちの父ちゃんのお墓も同じ高尾にあるため、兄ちゃんに誘われてお墓まいりに行ったことがある。小さな川沿いに坂を登っていくと道の右側に駐車場があり、歩いて橋を渡って少しまた登ったところに霊園が広がっている。その日は誕生日とも命日とも関係のない日だったが、お墓の前にはたくさんの花が供えられていた。

展覧会は2014年からはじまり、今年で7年目だという。うちの兄ちゃんはその後も毎年、命日の近くになると自転車でお墓まいりに行っている。月日が経つごとに、清志郎さんが不在であることの大きさが増していくように感じられる。