2017年の皆既日食フェスティバル会場は米国オレゴン州。ビザを持たない外国人が観光などの目的で米国へ入国する場合、ESTAというビザ免除プログラムに申請する必要がある。旅行会社などで代理申請を頼むことも可能だが、自分でもネットから簡単に申請できる。日本語対応の申請ページから入力すると安心だ。
■申請に要する時間は15分程度
■申請時に14ドルが必用(クレジットカードかPayPalでの支払い)
■パスポート情報を入力する必要があるのでパスポートを手元に用意しておく
■現住所、メールアドレスの他、出生地、職場の住所・連絡先などの入力項目あり
■米国での連絡先、滞在先(どちらもホテル名などで可)も入力
■申請が承認されたかどうかは、申請したサイトで確認する(メール連絡等はなし)
■通常、申請後10分程度で承認される
※「他の国からパスポート等を発行されたことがあるか」との問いあり。自分は以前ブラジルでパスポートを紛失し、サンパウロの領事館で再発行してもらったことがあるので答えに困った。しかし質問の趣旨は「日本以外にも国籍があるか」ということなので、このような場合、質問へは「いいえ」で答えればよい。
申請が承認されると、画面には
『 楽しいご旅行を。米国訪問を歓迎します。』との文字が出る。本意かどうかは疑わしいが、とりあえず嬉しい♪
なお、ポートランドの空港(PDX)では自動入国審査(Automatic Passport Control-APC)の kiosk(券売機のようなマシーン)が設置されているようだ。ESTAの承認を受けている者ならば利用可能。もちろん無料で利用でき、日本語にも対応。正規に入国審査をうけるより時間短縮になるようだ。
(※ただし、過去にESTAを使って米国へ入国したことのある者だけが利用可能との情報もあり。いずれにしてもAPC kioskを利用した後、再度有人の入国審査を受けねばならず2度手間との意見もある。直接有人の入国審査を受けるより却って時間がかかる場合もあるようなので、状況を見ながら判断したい)
自動入国審査(APC)の利用法
- APC のキオスクに直接行く
- 言語 (日本語) を選ぶ
- パスポートをスキャンする
- 写真を撮る
- フライト情報や生年月日などの個人情報の質問に答える
- 関税に関する情報を送信する
- レシートが出力される
- 税関・国境警備局、監視員にレシートを見せて入国許可
出典:アルケミスタの住人